精神疾患とストレッチ

f:id:kyohakusei-naota:20190402144539p:plain

 今回は精神疾患とストレッチと題しまして、強迫性障害だけでなく、その他の精神疾患にも有効なストレッチを紹介していこうと思います。精神疾患において原因となっているところの中心は脳(頭)なのですが、脳や頭を直接ストレッチできません。では、どこをストレッチするのがポイントかといいますと、

 「首と助間筋」

        です。

この首と助間筋のストレッチの2つを紹介していきます。

 

●首

首のストレッチが精神疾患に有効なのは、2つの理由があります。1つ目の理由は首に自律神経が多く通っているためです。自律神経は人間の内臓や体温などを調節する働きがあります。パソコンやスマートフォンを長時間使うと首に負担がかかり、首に通っている自律神経を圧迫してしまうのです。2つ目は血流をよくするためです。首が凝ると血流が滞り、頭に流れる血流の量も少なくなってしまいます。そうなると、脳内の神経物質の作られる量が減っってしまうため、結果的に精神疾患の一因になってしまうのです。

 

そこで首まくらが有効なのです。まず、まくらの作り方から、

❶タオルを一枚用意します。(バスタオルが望ましいです)

❷タオルを縦に半分に折ります。

❸そのままタオルをクルクルと丸めたら、出来上がり!

あとは首の下に引いて、3〜5分程度仰向けで寝るだけで自然と首がストレッチされます。

↓首まくらの分かりやすい動画です。


ストレートネックの治し方-バスタオル枕で首をストレッチさせよう

 

● 助間筋

助間筋とは、助骨助骨の間にある筋肉で、主に呼吸するときに使われる筋肉です。この助間筋をほぐすことによって、より深く息を吸うことができます。深い呼吸ができるようになると、脳に届く酸素の量が増えて気分が安定しますし、深い呼吸は腸(腸は脳と密接な関係があります)の蠕動運動を促すため、便秘解消効果もあります。また、深い呼吸そのものが自律神経を安定させる効果があります。

では、助間筋ストレッチのやり方です。

 

↓整体師さんが詳しく分かりやすく紹介しています。


【ヒジを回すだけで】 肋間筋と肺のストレッチ 【こんなに吸えるの?】

 

以上の2つが精神疾患に有効なストレッチです。首まくらストレッチは家でしかできませんが、助間筋ストレッチはどこでもできるので、ぜひやってみてください!